『越後つついし親不知』と同様に、一本立て興行用の大作として製作された作品。自分の身を守るために殺人を犯し、家名と藩の規律を守るために理不尽にも殺される下級武士が描かれる。前半の主人公の日常生活の淡々とした描写が、最後の仇討場面の激しい殺陣を際立たせている。「キネマ旬報」ベストテン第9位。
大ホール
仇討
（103分・35mm・白黒）
（103分・35mm・白黒）
'64（東映京都）(監)今井正(脚)橋本忍(撮)中尾駿一郎(美)鈴木孝俊(音)黛敏郎(出)中村錦之助、丹波哲郎、三田佳子、田村高廣、毛利菊枝、木村俊恵、佐々木愛、神山繁、石立鉄男、加藤嘉、小沢昭一、進藤英太郎
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術・装置 （音）＝音楽 （出）＝出演
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
