終戦直後、「日本女性の防波堤たれ！」という名目のもと、占領軍兵士向けの慰安所として「特殊慰安施設協会（RAA）」が設立された。本作は、このRAAに集められた女性たちの実態を描いた同名原作の映画化。監督は新東宝でデビューした小森白(きよし)。荒んだ生活からなかなか抜けられないヒロイン・ふみ子を演じたのは、当時新人の小畑絹子。他にも三原葉子、万里昌代などが熱演。大蔵新東宝らしい作品といえよう。
大ホール
よみがえる日本映画vol.3［新東宝篇］
The Little Known Japanese Cinema vol.3-NFC's Newly Acquired Collection from Major Film Studios
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| 2012.1.6-2.5 |
女の防波堤
（87分・35mm・白黒）
（87分・35mm・白黒）
‘58（新東宝）（監）小森白（原）田中貴美子（脚）小山一夫、村山俊郎（撮）岡戸嘉外（美）鳥居塚誠一（音）古賀政男（出）小畑絹子、荒川さつき、筑紫あけみ、細川俊夫、三原葉子、城実穂、万里昌代、鮎川浩
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術・装置 （音）＝音楽 （出）＝出演
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