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大ホール

フィルムセンター開館40周年記念①
発掘された映画たち2010

The 40th Anniversary of National Film Center Part 1
Cinema: Lost and Found 2010
2010.5.11-5.27
作品詳細
E-2 5/15(土) 1:00pm 5/25(火) 7:00pm  
福岡市総合図書館発掘日本映画
(計89分)


義民 富田才治
(15分・18fps・35mm・白黒・無声・不完全)

「虹の松原一揆」にまつわる義人伝を後世に残すため、唐津の安養寺住職が中心となり制作した自主映画。中根龍太郎一座にプロダクションを依頼したとの談話も残されている。後で編集に手が加えられ不完全な状態となっているが、そのまま上映する。

'33

ドレミハ先生
(43分・35mm・白黒・不完全)

山村の小学校。担任教師が実家のある東京で病気療養することになった。お見舞いに行きたい子供たちは代表二人を東京に送り出す。主演は作曲家・八洲秀章。脚本の佃順は帝キネの歴史的ヒット作『籠の鳥』で知られる佃血秋の本名。現存プリントは途中1巻が欠落しているが物語の理解に支障はない。

'51(教映)(監)北賢二(脚)佃順(撮)井上莞(音)古関裕而(出)八洲秀章、眞弓田一夫、江藤勇、美園春子、東紀江、服部哲治、鬼沢礼佑、平山てる子

海に生きる人々
(31分・35mm・白黒)

漁村の「新生活運動」推進のために作られたPR映画。同時に、船舶エンジン・メーカーのPRにもなっている。生活の不安から結婚に踏み切れない若いカップルが主人公。劇映画仕立ての小芝居の合間合間に、当時(1960年代)の漁村の暮らしが記録されている。

‘59以降(日広通信) (原)猿渡達夫(撮)中村博之、堀達美(出)小台三四郎、須川秦育、板谷久人、芧冷子、松尾茂、鮎沢町子、杉原俊二

5月15日(土)1:00pmの回は上映前に八尋義幸氏(福岡市総合図書館・映像資料課主任学芸主事)による解説(約20分)があります。

■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (構)=構成 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台装置 (編)=編集 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション
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The National Museum of Modern Art, Tokyo