ニュース映画製作の中日映画社とともに作られた、松竹独立後の第1作。原作者の石坂洋次郎が「映画にもテレビにもなりえない」と語ったという母子相姦をテーマに、日本の社会における男性優位への批判として描かれた作品。映画会社から独立した直後の喜びを表わすかのように、実験的な手法を駆使し映像化されている。
大ホール
水で書かれた物語
（120分・35mm・モノクローム・シネマスコープ・モノラル）
（120分・35mm・モノクローム・シネマスコープ・モノラル）
1965（製作）中日映画社（監督）（脚色）吉田喜重（脚色）石堂淑朗、高良留美子（原作）石坂洋次郎（撮影）鈴木達夫（美術）黒沢治安、平田逸郎（音楽）一柳慧（出演）岡田茉莉子、浅丘ルリ子、入川保則、山形勲、弓恵子、桑山正一、岸田森、益田愛子、加代キミ子
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
