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Screening 上映・企画情報
大ホール

EUフィルムデーズ2009

EU Film Days 2009
2009.5.29-6.20

2009年5月29日(金)~6月20日(土)

開催要領

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター、
欧州委員会代表部およびEU加盟国大使館・文化機関

会場=大ホール
定員=310名(各回入替制)
料金=一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料
発券=2階受付

・観覧券は当日・当該回にのみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切となります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者の方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。

★開映後の入場はできません。

Capacity: 310 seats (Cinema 1 on the 2nd floor)
Fee per film: Single Ticket ¥500 / University, College & High School Students, Seniors (age 65 or over) ¥300 / Elementary & Junior High School Pupils ¥100 / Disabled People (with one companion) free

・Tickets are only available from the ticket desk 30 minutes before screening starts.
・To obtain concessionary tickets, visitors must show a valid piece of i.d.
・For multiple screenings visitors must arrive at the advertised time (Latecomers will not be admitted) .
・Only one ticket per person per show can be issued.

★NO ENTRY AFTER SCREENING STARTS

☆6月の休館日:月曜日、6月21日(日)-29日(月)

 欧州連合(EU)加盟国の近作を一堂に集め、ヨーロッパ社会・文化の多様性を紹介するユニークな映画特集「EUフィルムデーズ」が5月29日より開幕します。毎年開かれる「日・EUフレンドシップウィーク」の一環として2003年にスタートしてから7回目、フィルムセンターでは3回目の開催となる今回は計21カ国からの参加を得て、日本初公開作品や主要な国際映画祭の受賞・ノミネート作品を含む21本(20プログラム)の個性豊かな映画を紹介します。
 また会期中には、上映作品の監督やプロデューサーなど来日ゲストを招いてのシンポジウムやトーク・イベントの開催も予定しています。
 皆様のご来場をお待ち申し上げます。

※EUフィルムデーズ2009の公式サイトはこちら

1 ジョジーの修理工場
GARAGE(82分・35mm・カラー)
2 マイ・ブラザー
MIO FRATELLO È FIGLIO UNICO(100分・35mm・カラー)
3 世にも憂鬱なハムレットたち
IN THE BLEAK MIDWINTER(99分・35mm・カラー)
4 はじめに目ありき
IM ANFANG WAR DER BLICK(45分・35mm・カラー)
ティラミス
TIRAMISU(81分・35mm・カラー)
5 バック・ドア
PISO PORTA(104分・35mm・カラー)
6 クリスマス・オラトリオ
JULORATORIET(124分・35mm・カラー)
7 カマロン
CAMARÓN(119分・35mm・カラー)
8 コウノトリの帰還
NÁVRAT BOCIANOV(96分・35mm・カラー)
9 カラマーゾフ兄弟
KARAMAZOVI(104分・35mm・カラー)
10 ファイター
FIGHTER(100分・35mm・カラー)
11 耳のないウサギ
KEINOHRHASEN(115分・35mm・カラー)
12 ウィニング チケット ―遥かなるブダペスト―
TELITALÁLAT(104分・35mm・カラー)
13 氷の仮面舞踏会
MUSTA JÄÄ(110分・35mm・カラー)
14 私は死んでいない
JE NE SUIS PAS MORTE(188分・35mm・カラー)
15 ラプソディ・イン・ホワイト
РАПСОДИЯ В БЯЛО(80分・35mm・カラー)
16 ハンドルネームはベンX
BEN X(91分・35mm・カラー)
17 神さまの小さなお庭で
U PANA BOGA W OGRÓDKU(114分・35mm・カラー)
18 コロッサル・ユース
JUVENTUDE EM MARCHA(155分・35mm・カラー)
19 バトル・オブ・リガ
RIGAS SARGI(118分・35mm・カラー)
20 永久機関
PERPETUUM MOBILE(86分・35mm・カラー)

日程:5月30日(土)
時間:2:30pm-4:00pm
場所:大ホール

テーマ:ヨーロッパ映画製作の現状と将来:ローカルorグローバル?~各国、そして、欧州のアイデンティティ

現代の世の中では、グローバル化がますます進む一方で、映画製作は逆に「ローカル」化の傾向を強めている。日本でもヨーロッパでも、観客は国内映画に関心を向け始めており、ヨーロッパの映画製作者もまた、ヨーロッパという大きな枠組みの中で、自国の映画に焦点を当てるようになっているとも言える。
本シンポジウムでは、スウェーデン、フランス、スペイン、チェコとヨーロッパ各地の映画製作者が一堂に集い、各々の出身国とヨーロッパにおける映画製作の現状および今後の見通しについて話し合う。「チェコ映画」や「フランス映画」といった国ごとの特徴の他に、ある作品が「ヨーロッパ映画」とされるのは何ゆえだろうか。そもそも「ヨーロッパ映画」というものは存在するのだろうか。EUのモットー「多様性の中の統合」 は芸術、ひいては映画にも当てはまると言えるのか。参加者は、こうした問題を取り上げ、さまざまな角度から検討していく。


来日ゲスト:ペトル・ゼレンカ(『カラマーゾフ兄弟』監督)
イヴァン・トロヤン(『カラマーゾフ兄弟』主演俳優)
ジャン=シャルル・フィトゥシ(『私は死んでいない』監督)
ミゲル・メネンデス・デ・スビリャーガ(『カマロン』プロデューサー)
シェル=オーケ・アンデション(『クリスマス・オラトリオ』監督)
ヨーワン・ヴィーデルベリ(『クリスマス・オラトリオ』主演俳優)

司会:古賀太(日本大学芸術学部教授)

*通訳付・入場無料

日程:5月29日(金)
時間:7:00pm-

『クリスマス・オラトリオ』の回
ゲスト:シェル=オーケ・アンデション(『クリスマス・オラトリオ』監督)
ヨーワン・ヴィーデルベリ(『クリスマス・オラトリオ』主演俳優)

日程:5月30日(土)
時間:5:00pm-

『カラマーゾフ兄弟』の回
ゲスト:ペトル・ゼレンカ(『カラマーゾフ兄弟』監督)
イヴァン・トロヤン(『カラマーゾフ兄弟』主演俳優)

日程:5月31日(日)
時間:4:00pm-

『私は死んでいない』の回
ゲスト:ジャン=シャルル・フィトゥシ(『私は死んでいない』監督)

日程:6月3日(水)
時間:7:00pm-

『カマロン』の回
ゲスト:ミゲル・メネンデス・デ・スビリャーガ(『カマロン』プロデューサー)

*トーク・イベントのみの参加はできません。

・シンポジウムの内容、トーク・イベントのスケジュールはやむを得ず変更になる場合があります。
・最新のスケジュールは当ホームページもしくはハローダイアル(03-5777-8600)でご確認ください。

Calendar 上映・展示カレンダー
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The National Museum of Modern Art, Tokyo