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「オランダ映画祭2009」特設ページ

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター
株式会社キネマ旬報社
特別協賛:ホランドフィルム
協賛:オランダ王国大使館
協力:ぴあ株式会社

2月24日から3月15日まで、東京国立近代美術館フィルムセンターとキネマ旬報社の共同主催による「オランダ映画祭2009」が開催されます。昨年の日蘭修好通商条約締結150周年と本年の日蘭貿易400周年を記念する「日本オランダ年2008-2009」にちなんだこの映画イベントは、過去4回に渡って行われた同映画祭(ぴあ主催で1989年、オランダ映画祭実行委員会主催で1998年、1999年、2000年)を12本の作品と、あいち国際女性映画祭や山形国際ドキュメンタリー映画祭などで紹介された3本に加え、日本初公開作品3本、1980年以降のオランダ短篇アニメーション18本を紹介します。

※「日本オランダ年2008-2009」公式サイトはこちら

*カタログ販売のお知らせ

上映作品やオランダ映画の概況を解説した記念カタログを販売しております。本カタログご購入の先着100名様には、ミッフィーの作者として知られるディック・ブルーナのデザインによる「日本オランダ年 2008-2009」マスコットのオリジナル・ピンバッジを、また先着200名様には同マスコットのステッカーをもれなくプレゼントいたします。

*日本初公開作品:『ラブ・イズ・オール』

オランダで毎年12月5日に行われるシンタ・クラウス(聖ニコラス)のパレードを背景に、様々な愛を描き、本国で大ヒットしたクリスマス映画。
※監督のヨーラム・リュルセン氏によるトーク・イベントあり(2/25[水]午後3時~)

*日本初公開作品:『ドゥスカ』

オランダの巨匠ヨス・ステリング監督による最新作。自由気ままな生活を満喫する映画脚本家の家に、「ドゥスカ」と名乗る謎のロシア人が押しかけてきて…。
※主演のヘーネ・ベルヴッツ氏によるトーク・イベントあり(2/24[火]午後7時~)

*日本初公開作品:『ドゥーニャ&デイジー』

厳格なイスラム一家に育ったドゥーニャと奔放なオランダ家庭に育ったデイジーが、親の愛に疑問を抱いて、モロッコを旅する暖かいユーモアいっぱいの作品。
※プロデューサーのレオンティーン・ペティート氏によるトーク・イベントあり(2/24[火]午後3時~)

淡々と社会福祉の事務処理に携わる主人公は、亡き知り合い夫婦が残した一人娘の世話をするうちに、親身な奉仕の重要性を実感してゆくが…。ヴェネツィア国際映画祭新人監督最優秀作品賞受賞作品。

干上がったアラル海の漁港に住むウズベキスタンの青年が、故郷を捨てて憧れのニューヨークへ密航を企てる。同年のマンハイム=ハイデルベルク国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。

子守のアルバイトのため、戒律に厳しいハシッド派のカルマン家を訪れたユダヤ人の娘は、口をきかない4歳の息子と心を通わせるが…。国際俳優イェルン・クラベ(ジェローン・クラッペ)の初監督作品。

店内で24時間の間に起こる出来事とともに、様々な人間模様と人々の心情を巧みに描き出した本作は、1999年のサンクト・ペテルブルグ映画祭でグランプリに輝いた。

自分や友情、家族に複雑な思いをめぐらせる思春期の繊細な心を描いた作品。ベルリン国際映画祭キンダーフィルムフェスト部門で子ども審査員たちから、栄えある「クリスタル・ベア賞」に選ばれた。

会計監査の男、元夫、娘、そして家政婦など、アンネを取り巻く人間模様が暖かく描かれている。監督は前作Zus & zo(2001年)でアカデミー賞外国語作品賞にノミネートされたパウラ・ヴァンデルウスト。

*アニメーション選集:『アニメーション選集1』

国際アニメーション映画祭で高く評価されたエヴェルト・デベイエル監督作『キャラクターズ』(1986年)※写真など、世界中の注目を集めるオランダ・アニメーションの近作8作品を上映。

*アニメーション選集:『アニメーション選集2』

巨匠ポール・ドリエッセン監督作『七人の兄弟』(2008年)など、個性豊かなオランダ・アニメーションの近作10作品を上映。

→「オランダ映画祭2009」の通常ページはこちら

Calendar 上映・展示カレンダー
上映・展示カレンダー
The National Museum of Modern Art, Tokyo