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大ホール

発掘された映画たち2008

Cinema: Lost and Found 2008
2008.4.24-5.15
2008.5.23-6.1
作品詳細
3 5/8(木) 7:00pm 5/13(火) 3:00pm  
CIE映画選集1
(計78分)

CIE映画とは、GHQの民間情報教育局(CIE)が日本人に対して民主主義の思想を植え付けるために製作した教育映画であり、別名・ナトコ映画とも呼ばれている。近年、桐生市立図書館旧蔵のフィルムが88本(85作品)寄贈されたことを受け、今回そのなかから新たに復元した11本の作品を紹介する。

シー・アイ・イー フィルムスケッチ第13號
アメリカの話題
Themes from the U.S.
(9分・35mm・白黒)

アメリカの最新の話題を日本に紹介する作品で、(1)近代的な機械が立ち並ぶ製材所の仕事内容、(2)こどもたちだけで創作し演じる「こども劇場」、(3)10歳の天才ピアニストの日常生活と名演奏が映し出される。可燃性プリントを不燃化した。

'49(東亜発声映画[日本語版製作])

いとしき子らのために
Children's Guardian
(39分・35mm・白黒)

小学校の用務員を主人公に、先生たちが不正の横行する地域の教育委員選挙に立ち向かう劇仕立ての作品。用務員を御橋公が、地元のボスの子分を花沢徳衛が演じている。

'50(東宝[日本版製作])(出)御橋公、花沢徳衛

戦争花嫁
Japanese Bride in America
(30分・35mm・白黒)

「戦争花嫁」とは、主に占領期に米国の軍関係者の男性と結婚してアメリカに渡った日本人女性のことを指す言葉であった。本作は異国の土地で暮らす日本女性が困難を乗り越えてアメリカ社会に受け入れられるまでを描いた劇仕立ての作品。

'52(ニッカーボッカー・プロダクション)

■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (構)=構成 (画)=作画 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演
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Calendar 上映・展示カレンダー
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The National Museum of Modern Art, Tokyo