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大ホール

発掘された映画たち2008

Cinema: Lost and Found 2008
2008.4.24-5.15
2008.5.23-6.1
作品詳細
27 5/4(日) 1:00pm 5/29(木) 7:00pm  
戦後記録映画選集
(計66分)

 

国立近代美術舘 記録 第1集
(8分・24fps・35mm・無声・白黒)

1952年12月フィルムセンターが建つ地に開館した国立近代美術館(現・東京国立近代美術館)の初期の様子が映し出された記録映画で、皇后陛下・皇太子殿下やロックフェラー夫妻が来館したときの様子も映し出されている。所蔵する可燃性マスターポジを不燃化した。

'53

美の誕生
(9分・35mm・白黒)

デンマーク体操を紹介する短篇映画で、名キャメラマン・岡崎宏三が監督・撮影した珍しい作品。歌に合わせて女学生たちが優雅に舞うさまが、軽快なカッティングやスローモーションなどで表現されている(素材提供:プラネット映画資料図書館)。

'48(プレミア映画)(構)(撮)岡崎宏三(音)橫田昌久

貿易まつり
(18分・35mm・白黒)

1949年に横浜で開催された日本貿易博覧会の記録映画。会場準備の様子にはじまり、貿易の歴史が説き起こされ、各パビリオンの展示物にあわせて日本の主要な輸出商品が紹介される。テレビジョンの公開実演の様子も映し出されている(素材提供:プラネット映画資料図書館)。

'49

日本の象徴
(21分・35mm・白黒)

戦後の日本における“人間天皇”の魅力をアピールする映画で、徳川夢声がナレーションを担当。占領期における天皇の社会的な位置付けを考える上で興味深い。

'50(理研映画)(構)岡野巖(撮)福井德夫(音)安倍盛(解説)德川夢声

さばん丸完成
(10分・35mm・白黒)

戦争末期に呉港の沖合で沈没した戦標船「さばん丸」が、1949年に海底から引き上げられ、翌年に石油などの輸送タンカーとして生まれ変わるまでの修復過程を記録した作品。

'50(理研映画)

■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (構)=構成 (画)=作画 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演
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The National Museum of Modern Art, Tokyo