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日本インディペンデント映画史シリーズ①
PFF30回記念 ぴあフィルムフェスティバルの軌跡 vol.1

The History of Japanese Independent Cinema [Part 1]
Retrospective of Pia Film Festival vol.1
2008.6.24-7.18
作品詳細
9 6/28(土) 0:00pm 7/9(水) 2:00pm  
海辺の記憶
(5分・8mm・カラー)

83年(第6回)入選作品。手の甲をカッターで切ってゆくシーンと、海辺で男が撲殺されるシーンだけからなる作品。山崎幹夫は翌年『ゴーストタウンの朝』で2年連続入選を果たし、1995年に『PU プ』が劇場公開された。現在も8mm映画を中心に制作・自主上映活動を続けている。

’82(監)(制)(脚)(撮)(出)山崎幹夫

バスクリンナイト
(28分・8mm・カラー)

84年(第7回)入選作品。冒頭から猛スピードで放たれる台詞の洪水と、理不尽な役者の動きの不協和音が奇妙にリズミカルでユニークな作品。香川まさひとはその後、NHK演芸台本コンテスト最優秀賞受賞を機に脚本家として活躍。テレビドラマ化もされた漫画「島根の弁護士」の原作者としても知られる。

’83(監)(制)(脚)(撮)香川まさひと(出)山本秀実、堀田江利子、木原 実、杉山良一

吊首姦太郎の青春
(35分・8mm・カラー)

85年(第8回)入選作品。字幕による会話とスチルと実写によって、「私」の切ない青春物語が綴られる。コマ伸ばし、特種フィルター等の実験的手法を随所に用いた瑞々しい映像と、抒情的な音楽が心地よく浸透してくる。クマガイコウキはその後、アニメーション監督として活躍。近作に『ぼのぼの クモモの木のこと』(2002年)。

’84(監)(制)(脚)(撮)クマガイコウキ(撮)高橋里実(出)栗原千波留、三浦茂

■(監)=監督 (制)=制作 (原)=原作 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (照)=照明 (美)=美術 (編)=編集 (録)=録音 (音)=音楽 (出)=出演
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The National Museum of Modern Art, Tokyo