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日本インディペンデント映画史シリーズ①
PFF30回記念 ぴあフィルムフェスティバルの軌跡 vol.1

The History of Japanese Independent Cinema [Part 1]
Retrospective of Pia Film Festival vol.1
2008.6.24-7.18
作品詳細
20 7/4(金) 6:00pm 7/17(木) 2:00pm  
俺は園子温だ!!
(32分・8mm・カラー)

86年(第9回)入選作品。カメラに向かい作者が今日の日記をつけるように喋り出す。そんな静かな日々の記録が綴られてゆくのかと思いきや、古びた館のイメージ・ショットがインサートされ、突然カメラが走り出して作者は狂ったように騒ぎ出し、果ては頭を剃ってしまう。園子温は『男の花道』(1986年)で2年連続のPFF入選。スカラシップ作品『自転車吐息』(1989年)がベルリン映画祭を始め、各国の映画祭で上映された。新作『愛のむきだし』が今年公開予定。

’84(監)(制)(脚)(撮)(出)園子温(撮)山道亮介(出)中川ろここ、大岡一生、ユキコ、お花畑狂介

にっぽにーず・がーる
(59分・8mm・カラー)

85年(第8回)入選作品。ある日、たかおの元に赤紙が届き、彼は消息を絶つ。ガールフレンドの洋子と圭子は、彼を求めて探し回る。やがて、2人の男に拉致されている彼を見つけ、そこから彼女達と男達のあくなき追いかけっこが始まる。軽快な移動撮影の長廻しの多用と、登場人物の得体の知れない寡黙な雰囲気が、奇妙な味を醸し出している。常本琢招は『制服本番 おしえて!』(1990年)で商業映画デビュー。Vシネマ作品も多く手がけている。

’84(Golden Partners Company)(監)(脚)常本琢招(脚)気仙正明(撮)徐瀬倍六、杏里あるか(出)中森裕美、桜井順子、原田摂子、小窪 郁、石沢志折

■(監)=監督 (制)=制作 (原)=原作 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (照)=照明 (美)=美術 (編)=編集 (録)=録音 (音)=音楽 (出)=出演
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